キャラクター設定
年齢：２６　　｜髪の色：光沢のある濃緑色／わずかに巻き毛　　｜趣味：読書　　図書館・書店めぐり
性別：男性　　｜瞳の色：蒼氷色　　　　　　　　　　　　　　　｜身長：１８３ｃｍ
身分：旅人　　｜肌の色：白　　　　　　　　　　　　　　　　　｜体重：　７２ｋｇ

容姿　　　　　：パッと見の体格は華奢とまでは行かないものの全体的に細い。実はよく見れば筋肉のつき方などは平均的で、特別細いわけでもないのだが、
　　　　　　　　元の身長が高い上に手足も長く（密かに首もやや長い）、しかも撫で肩であるなど、体のあらゆるパーツが彼を細く見せるよう努めているかのような構成になっているため、必要以上に細く見られがちである。
　　　　　　　　耳がわずかにとがっており、ハーフエルダナーンとしての特徴を垣間見て取れる。顔のパーツのバランスは取れており、黙っていれば十分美形といっていい部類に入る。
　　　　　　　　特徴的な毛髪の色は、一見すると艶やかな黒色と見間違えるほど濃い色をしている。しかしひとたび光が当たれば、濃緑の翡翠輝石のような光沢を放つ美しさを誇る。

プロフィール　：二匹の小さな妖精の使い魔「ヒュウ」と「ビュウ」と共に諸国を放浪する旅人。
　　　　　　　　飄々としてとらえ所の無い風来坊で、自分のことを“剣士”と称している。ただし明らかに体格は戦士系のそれではなく、またあからさまに杖を携帯しているため、誰も彼を剣士だとは思っていない。
　　　　　　　　胡散臭がれることもしばしばだが、人当たりはよく気さくであるため立ち寄った町や村自体が閉鎖的でない限り特に住民とトラブルを起したりすることは無い。

　　　　　　　　４．５歳ごろ、つまり物心が付き始めた大事な時期に、リゼルは母親と旅をしていた。
　　　　　　　　しかし厳寒の冬、猛吹雪の中、慣れない旅のせいかすっかり体を壊していた母親は、なんとか辺境の街の教会までたどり着いたものの、教会の神父に息子を託し、そのままリゼルの目の前で絶命してしまう。
　　　　　　　　以後、リゼルは孤児として、その教会付属の孤児院で育てられた。母が死んでからしばらくは情緒不安定であったが、教会の関係者や他の孤児たちとの触れ合いで何とか精神を持ち直す。
　　　　　　　　高い魔的才覚および知力を持ち合わせていたことから、徐々に魔術師としての才能を開花させ、そのままその教会付きの冒険者として、少しずつ経験を積んでいく。
　　　　　　　　約１０年をその教会で過ごした後、自身の素性の探索と、知的好奇心の探究を兼ね、放浪の旅に出発、今に至っている。

　　　　　　　　なお、リゼルと母親がどこから来たのか、なぜ幼子と母親の二人だけで旅をしていたのか等の詳細は、それらを語る前に母親が死亡してしまった上に、
　　　　　　　　持ち物などにも身分などを割り出せるものが一切無かったため、すべてが不明である。そもそもリゼルは母親の名前も知らない。
　　　　　　　　また、同じ理由で自分の本当の姓名がわからないため、現在リゼルは自身を育ててくれた神父の姓（シェルフィード）を名乗っている。

ヒュウ・ビュウ：双子の妖精の使い魔。どちらも風の妖精フェアリーに属する。
　　　　　　　　ゆったりした服を着て長髪の方が、おしゃべり好きな女性格の「ヒュウ」、活動的な服を着て短髪の方が、いたずら好きな男性格の「ビュウ」である。
　　　　　　　　基本的に、どちらも典型的な妖精の性格、すなわち楽しいことや綺麗なものが大好きで、よく悪戯もするが、裏表が無く騙されやすくもある、無邪気な子供のような性格をしている。
　　　　　　　　一応リゼルの使い魔ではあるが、普段のやり取りから明確な主従関係は見て取れない。リゼルのことは「リゼル」と呼び捨てであるし、当然旅の道中の悪戯の標的はもっぱらリゼルである。
　　　　　　　　ただしいざ戦闘ともなれば、リゼルの号令一下、彼の力の源であるエア・エレメンタルの一団を率い、リゼルの指示を忠実に遂行する。

キャリバー　　：同じ孤児院で育った親友「ジェスタ」の遺品。駆け出しの頃は彼とコンビを組んでいた。とあるダンジョンアタックミッションでジェスタは死亡。

戦闘スタイル　：基本的に、《エアリアルスラッシュ》を軸にした攻撃型の魔法使い。
　　　　　　　　戦況しだいで順序は前後するが、《エチュード》＋《クイックソング》によるダメージのブースト、《ファストドロウ》＋《レインボーカラー》による敵対者の属性変更を行った後、本格攻勢に転ずる。
　　　　　　　　場合によっては《ファストドロウ》＋《エンチャントウェポン》による味方の攻撃の魔法ダメージ化も行う。

一行台詞　　　：「撫で肩だとマントがよく落ちて困るねぇ。」