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カオスフレアSC「虚構機関」ハンドアウト
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□投稿者/ AB 一般人(15回)-(2013/10/28(Mon) 21:25:31)
| 始原惑星オリジンにおけるテオスと各勢力との戦いは激しさを増し、 それに呼応するようにテオス勢力圏ではレジスタンスの活動が活発になっていた。 後方基地としてオリジン近辺宙域へと移送される途中の密閉型コロニー・ オラク=デルフォイにおいても両者の戦いはすでに日常の一部であった。 しかし、圧倒的な物量差を覆すすべはなく、 コロニーがオリジンに到着するのはもはや時間の問題である。 レジスタンス側の希望はただひとつ、 幻の銀河鉄道に乗ってやってくる可能性そのものを具現化した姿、 マーキュリーその所持者たる来訪者・フォーリナーだけである。 そしてついにそのときはくる。 勝つのはテオスか、フォーリナーを得たレジスタンスか、 しかしどちらの勢力もコロニーに迫る真の滅亡を知る由もないのだ。
異界戦記カオスフレアSC 「虚構機関SC 〜Imaginary Engine〜 featuring "Howling Apollyon"」
―――――人よ、未来を侵略せよ。
PC1 シナリオパス:フォーチュン・アザナエル への 興味 推奨ミーム :フォーリナー
漆黒の(変更可)銀河鉄道とともにやってくる希望の象徴、それが君だ。 君自身にそんなつもりはなくとも、その噂は三千世界のどこででも、絶望を打ち払う光となる。 君が今回たどり着いた世界はテオスの支配下にあるコロニー・デルフォイ。 その昔には光の神を戴いていたという彼らも、今は細々とレジスタンスを組織して戦うのが精一杯。 君の前に現れたレジスタンスのリーダーである少女の目にも複雑な光が宿っていた。
PC2 シナリオパス:"軍師" への 疑念 推奨ミーム:なし ここ農業コロニー・デルフォイでレジスタンスが組織されて幾星霜、 だがその活動ははかばかしい結果を生んでいるとはいいがたい。 長い年月の間に状況は固定化され、独裁的ではあっても無能とは言えぬテオスの支配下においては、 高い食料生産力のあるコロニー市民の独立の気運は必ずしも高くない。 だが、レジスタンスの参謀たる"軍師"は希望の未来を語る。 すなわち、フォーリナーの到来によってテオスの支配は打ち砕かれると。 変化のときを前に、君たちレジスタンスの空気も揺れ動いていた。
PC3 シナリオパス:サンティアゴ・エル・ニーニョ への 好敵手 推奨ミーム:テオス オリジンの大気圏艦隊に派遣された君の任務は農業コロニー・デルフォイのレジスタンスの対処であった。 レジスタンスの強大化を防ぐのはもちろんだが、 同時に反抗勢力の必要以上の分散を招かぬよう、根絶は控える。高度に政治的なミッションでもある。 しかしオリジン戦役の激化により"ビッグ・ミグレーション"作戦が発動して状況は変わっていく。 艦隊司令サンティアゴの語る戦局の展望は、君には狂気のものと感じられた。
PC4 シナリオパス:"インスペクター"ディズリバー への 義務感など 推奨ミーム:なし
君はついに彼をシュヴァルツシルト・エッジに追い詰めた。 宿命管理局・銀河鉄道警備隊はじまって以来最高の"警部"だった男。 彼はいつしか史上最悪の時刻表トリックスターとなり、数々の凶悪犯罪に手を染めていたのだ。 君は長期にわたって慎重な捜査を進め、彼の完璧と思われたアリバイトリックを破り、 あとは彼の告白を引き出すだけだった・・・はずだった。
シナリオ上の注意点 ・今回のセッションでは「情報アプローチ」というギミックを試験的に搭載しています。 情報収集に演出的なガイドラインを設けて、ミドルシーンでの円滑なプレイングを目指すもの、 とご理解ください。プレイヤーが自由な発想でシーンを自発的に作ることを妨げるものではありません。
・このシナリオには並列的な「情報項目」や「情報収集シーン」はなく、 情報収集において情報が出てくる順番はある程度決まっています。 その代わりに、ミドルシーンで各PC番号に応じた「イベントオブジェクト(仮)」が設定され、 それにそってシーンを描写することで判定へのボーナスがついたり、 アイテムの入手を行えたりする、というものになっています。 詳しくはGMの説明と個別ハンドアウトを参考にしてください。
・ひとつだけシーン設定に関する制限があります。 このシナリオでは、同じプレイヤーが連続したミドルシーンのシーンプレイヤーになることはできません。 もちろん、GMが指定した場合、GMが認めた場合はこの限りではありません。 ・PC間パスはPC番号の逆順、つまり1←2←3←4←1の順番で取得してください。
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