第六章 犬神家の調査

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GM : さて、場面は変わってライト
ライト : はい
GM : 場所は大学。今日の授業にはキートンは来ていません
羽鳥 : ケロちゃんの代役として薬屋の前に。責任とって
ライト : きーとぉぉぉん!?(笑)
GM : 彼はああ見えて真面目です。休みは始めて見ました
ライト : なるほど。「…キートン、二日酔いで倒れでもしたか…?」 電話してみよう
GM : 電話「現在携帯電話の電源が―――」 電話に出ないのも珍しいことです
ライト : 「電話に出ない…」 まさか凛ねぇに昨日、あんな事やこんな事を…
: 待って? 私に疑いの目が?
GM : ライト「愛情に包まれた生活をしたい」のエゴで判定を
ライト : (ころころ)罪獲得。「今日、キートンが来てないの…姉貴の所為でもあるかもしれないから…お見舞いでも行って見るか」
: みんなに信用がいたい…(ホロリ)
羽鳥 : …自業自得だよぅ(笑)
ライト : 全く(笑)

GM : キートン家は結構つつましいお宅です
ライト : とんとん「きーとーん、居るかー?」じゃあ、ドアをノックします
GM : 返事がありません。 ドアは鍵がかかってないようです
ライト : じゃあ、勝手知ったる他人の家、入ってみます「お邪魔しまーっす」っと
GM : キートンの部屋から「カタカタカタ」という音が聞こえてきます
ライト : 「キートン?」と、じゃあ、音のする部屋まで行きますよ
GM : すると画面をヌボーっと見ながらマウスとキーボードを駆使しているキートンの姿が
: ゲームに飲まれちゃってる…
ライト : 「…キートン…お前までゲームか…」と、あきれたように
羽鳥 : 兄貴、この異常事態をさも当然のように受け止めないで(笑)
GM : 家族が悪い(笑)さて<発見>で判定してください
ライト : 了解。罪で1点ブースとして…(ころころ)…ちぃ1足りない
羽鳥 : 1点なら愛だすよ!
ライト : あ、いやそれなら、自分で罪使おうか?
羽鳥 : 兄貴、あたしの愛は受け取れない…?(うるうる)
ライト : う、受け取る、受け取るから!?(笑)っていうことで、じゃあ、愛貰って成功にします。達成値5
GM : うーむ。後1点ださない? いい事有るよ
: あ、じゃあ1点だそうか?
ライト : いや、1点なら自分で何とかできるはず。ほら、凛姉の愛って酒臭いから(ぇ
: ひどい… ちょっぴり傷付いた…(隅っこでいじけてる) はい、私の最後の愛だから… 大切にね
ライト : り、凛ねぇ!?(笑)ごめん、わかった、大切に使わせてもらうよ
羽鳥 : 私のも最後の愛だったのに…
ライト : …二人ともアリガトウ
: うわー… カタカナだよ。誠意が感じられないね〜、ハ〜ちゃん…
羽鳥 : 感じられないね〜、姉貴…
ライト : うわぁぁああああ!?
GM : 続けるぞ(笑) キートンの前に、画面からシステムキャラクターが すーっと現れる
ライト : 「なっ!?」
GM : そしてキートンに微笑み掛けるとキートンの顔はウットリとなります。ルール的にはP絆Lvが1+されてますね
ライト : 「おい、キートン、何うっとりしてるんだ、しっかりしろ!?」
GM : キートン「ライトか。 ―――うざってぇなぁ」
ライト : 「キートン…?」 いつもと感じが違う…?
GM : ライトの絆は"喰われた"ようですね。画面から出てきた女性型のキャラクターは、悲しそうな顔をしてライトを見てから画面に戻ってしまいました。
: コンセント引っこ抜けば? 私ならそうする
ライト : コンセントか…よし、引っこ抜いてみます! 「おぃ、こんなのやってないでしっかりしろ!」
GM : ふむ。では<回避>で目標値10でどうぞ
羽鳥 : 兄貴、人間能力値で10だせるの?
ライト : だせにゃい(汗)(ころころ)クリティカルも無し
GM : では突然コンセントから放電されます!「バチバチバチ!」ダメージが10点 雷属性
: ありゃ〜
ライト : HPが半分持っていかれた!
羽鳥 : 兄貴!?(悲鳴)
GM : 血がダラダラです。「血が吸いたい」のエゴ判定どうぞ
ライト : 「血…(ころころ)…駄目だ…吸って…たまるかっ」
GM : キートンはそれにも無関心です。
ライト : 「とりあえず…姉貴が危ない!?」



GM : よし。おまたせ、羽鳥です。ノブのないドアの前
羽鳥 : え、えへ(笑)「ただいまー」
GM : ドアを開けると  …凛が
: ノリノリでゲームをやってます 「おっかー♪ ハーちゃん」
ライト : 凛ねぇ!?(笑)
GM : じゃあ「Pオンラインゲーム」で絆判定どうぞ(笑)
: (ころころ)…おや失敗。ゲームをやめてハーちゃんに話しかけよう「うにゅ? ハーちゃん。どうしたの?」
羽鳥 : 「うん姉貴、『エレガント・エリア』ってゲーム知ってる?」
: 「うん」 ハーちゃんを指差す
羽鳥 : 「…はにゃ?」
GM : 羽鳥の背中にディスプレイがあるわけで。
: 「………」 にこにこ〜
羽鳥 : 「…(くるぅり)…そっかぁ、もぅどっぷり漬かっちゃってるのかぁ…(がくり)」
GM : 羽鳥は「役に立ちたい」のエゴ判定をどうぞ。成功したらゲームを続行させます
羽鳥 : 成功〜 「姉貴、どんなゲームなの、なの?(隣にちょこん)」
: ん〜… どうしようかな。危険そうだから、あまり喋りたくないなぁ…
GM : 凛は「働きたくない」のエゴ判定をどうぞ
: 働きたくない、か(ころころ〜)成功
GM : ま、正義のお仕事は忘れてるってところですね
: 「うん? これはね〜、異世界を冒険するファンタジーなお話なのさ〜。とっても愉快かつ高速処理で真に迫った演出の数々…(略)…それらが楽しめる痛快なゲームだぜベイベ?」
GM : ということですが…。 羽鳥<発見>をどうぞ
羽鳥 : えへ、感情?(ころころ〜)ちょうどぴったりー♪ 達成値6
GM : では画面の前にいるのは魔物です
羽鳥 : !
: 「どうしたの? 魔物でも見たみたいな顔しちゃって…」 きょとん
羽鳥 : 「あ、姉貴、あねき!?(がくがくゆさゆさ)」
: 「な〜んちゃって! 魔物だもんね、そりゃ〜ビックリするよねぇ… ハ〜ちゃん、ちょいギブギブ… おねーちゃん死にそう…(ぶくぶく)」
羽鳥 : 「あねきあねきあねきあねきーっ!!??(がっくんがっくんがっくん)」
: 「……あぁ、短くも美しい私の人生の景色が鮮やかに通り過ぎていく」 ぴくぴく
ライト : 羽鳥、凛ねぇ死んじゃう!?(笑)
羽鳥 : はっ 「あ、姉貴!?(手をぱっ)」 あ、でも丁度良いカモ…(←気絶したと思い込む)えーと…画面の女性に 「あなたは、だあれ?」
GM : イリア「私が見えるのね!?  …私はイリア。 囚われの身の半魔です…」
羽鳥 : 「囚われ!? ゲームに?」 エゴ「役に立ちたい」!(ころころ〜)成功!
GM : イリア「いえ…正確には私がこのゲームを運営。いえ、操り、動作させているのです…」
GM : イリア「私はニューロマンサー。人に認められなければ存在そのものが消える存在…。だから絆を…人との繋がりを求めました…」 そういう彼女の体は、気のせいか薄い
羽鳥 : 「ん〜… 運営。あなた、どこに捕まってるの?」
GM : イリア「この電脳世界の中に囚われています。正確には"出てもすぐに戻される"と言ったところですが…」
羽鳥 : 「戻される…誰に?」
GM : イリア「ロイド、という名の寄生体です。 彼はログインして私を観察しています。 …すぐに逃げ出してもばれてしまうのです」
羽鳥 : 「ひどぉい!(憤慨)そいつドコにいるの!?」
GM : イリア「わかりません。彼がログインしてくる事はわかりますが…彼の実体は、私にはわからないのです」
: GM、ここで気付いてて薄目を開けてるってことはできる?
GM : いいっすよ
: 「………(ハ〜ちゃんに見えるのかぁ。ってことは、ハ〜ちゃんも…)」
GM : イリア「この状態を早く助けていただきたいのです!すでに何人もの被害が出ています! そして、私自身の存在も消えかかっているのです―――」
羽鳥 : 「うーん、でも、どうやって…」
: 「うぅ… ん」 ここで寝返りを打とう
羽鳥 : はっ、おねーちゃんが目覚める?! 「え、えとまた後で!また会えるよね?」
GM : イリア「ええ。 ログインしていただければ、すぐにでも」
羽鳥 : 「うん(にっこり)」 …一応、1つだけ挑戦しておこうっと。ここで突然トランス状態に入る。<鬼嗤>を使っても良い?
GM : ああ、いいよ
羽鳥 :(ころころ〜) 達成値6。彼女を助けるための…ヒントが欲しい!
: 独り言で一つ
羽鳥 : うん♪
GM : うむ。良いだろう!すると記憶が脳内で再生される。絵里が話しているセリフ「彼のハンドル聞いてたの」  羽鳥「やるぅー!」  「ロイドっていうの―――」その声を出した瞬間、羽鳥がドーン!と押し倒した
羽鳥 : 「(ぶつぶつ)…ヤマっち…ハンドル…ロイド…教室…ゲームに…(ぶつぶつ)山野っち…」
: 「……(山野?)」
羽鳥 : 「…えっと、ヤマっちの家…家は…(ふらふら)」そのまま退場するー。良い?
GM : いいよ



GM : じゃ一旦、場面切って凛の場面にするね
: では、羽鳥がでていってから、むくり… と、おもむろに起き上がる
GM : うむ
: 「まさかハ〜ちゃんがねぇ… 縁は異なもの、ってトコかな〜?」 にひひ… と、笑う
ライト : 全くだ(笑)
: 「っと、こうしちゃいられない。助けに行かないとね… 『正義のヒーロー』としましては!」
羽鳥 : 姉貴かっこいー!
GM : ひょ〜〜! やっと格好よくなってきた
: よいしょ! と、立ち上がり… 左手を握り、腰に当たるくらいまで引き… 右手は身体の対角線を通るように左上に突き出す
: 右手は、ゆっくりと弧を描くように左上へと移動し… そこで素早く左手と位置を入れ替える! 「……変身ッ!!」
GM : おお〜〜!!
: ――ペカペカペカーン☆
羽鳥 : こ、こうかおんが〜(笑)
: 「マスクド・セイギ… 可愛い妹を護るため、影から救いにヒッソリ参上! とうっ!!」
GM : その時、画面が勝手につきます!
: 「……む?」
GM : イリア「気をつけてください!そちらにアイツの手下が―――!」
: 「な、なんだってーーー!?」
GM : すると、壁からムニムニ〜〜っとスライムみたいな奴が入ってきますよ!

戦闘

GM : さて、クラードの「脳漿喰らい」が現れます
羽鳥 : 異形!
GM : イニシアティブどうぞ〜(ころころ)む、同値か。先にどうぞ
: では… 近付いて叩き斬ろう! 「おのれ、平和を乱す悪の手先め… この1本100円の孫の手に私の正義の闘気を込めた『セイギソード』を受けてみろ!」
GM : なんだかなぁ(笑)
: 格闘2なので…(ころころ〜)あ、クリティカル
GM : 回避振る気もおきんわい!!(笑)
羽鳥 : すごーい、ヒーロー初登場最強の法則!!(笑)
: えへへ(笑) 「とぉっ!!」 12ダメージ 光
GM : うげ! 瞬殺です!  部屋の中に脳漿喰らいがぶちまけられました!!
羽鳥 : すごいすごいすごーい!
ライト : なんでいつもは間抜けなのに…(笑)
: 「ハーッハッハッハ! 正義はかぁつっ!!」
GM : イリア「すごい…!!」
: 「おっと、こうしてはいられない… ライトちゃんが帰ってくる前にいかないと…」

ライト : ここで罪使って「割り込み」。「…中々やるじゃないか、マスクドセイギ」と魔物に変身して登場っ!
: 「むむっ… 君は…――誰だったかな?」
ライト : 「そんなことはどうでもいい。マスクドセイギ、ここの家族は何処に行った!?」
: 「さぁな…」 肩をすくめて辺りを見る仕草 「私は魔物を退治しに来… そして、それを為した。それだけだ」
GM : さて、そんな緊張したところ申し訳ないんですが イリア「…いけない!時間がない!!」『知性』で判定してください 。失敗すると、彼女のことを意識できません。(電脳魔術師は、変異段階が進む毎に現実から希薄になっていく)
ライト : (ころころ〜)3成功
: (ころころ〜)同じく
GM : ナイス。では彼女を覚えていることが出来ます
: 「第三段階… か。時間がないようだ… 君と問答をしている暇はない。行かせてもらうぞ」
ライト : 「ま、まてっ、俺もついていくっ!」
GM : イリア「私は人との繋がりを求めました―――しかしそれは業(ごう)を背負っていたのです。私が絆を作ることはすなわち人を消すことに他ならなかったんです!だから…!!」すでに姿を見ることが出来ません
ライト : 「気にすることはない…魔物なんて、皆絆を求めるものだ…だから、俺に任せてくれ」
GM : 「ありが―――」声も聞こえなくなりました
: しばし、イリアへの想いを噛み締め俯く…「………(ライトに向き直り)…君… ついてくると、言ったね?」 バイザー越しに見詰める表情は窺い知れない
ライト : 「…勿論だ」
: 「……好きにするが良いさ。無論」 窓から身を乗り出し 「ついてこれればの話だがなっ!!」
ライト : 「舐めるな!?貴様程度のスピード、ついていけないはずがない!」と、マントを翻し、飛びたつ!


こうして… 昼と夜の狭間、人と魔物の狭間に生きる者たちが蠢き出した…
この事件を解決するため… そして、ちっぽけな絆を護るために…
夜となった空に羽ばたく人ではない者達―――彼らの時間は、これからなのだ―――




第七章 犬神家の戦い

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