◆果たされた約束、そして――
       エンディング 田中次郎
 
 
GM では、ラスト、次郎くん
 
次郎 はい。
 
GM こっちで用意してあるけど、それでよろし?
 
次郎 たぶん、考えてることは同じ気がするので、それでよろしくお願いします。
 
GM あの戦闘で倒れた深雪は、UGNの病院に運ばれた。その見舞いに君は来た。彼女の部屋は個室だ。扉の前で深呼吸をする
 
次郎 「……」思わずくじけそうになって、帰りかけます。
 
GM けど、伝えなければいけない…君が引き受けたのだから
 
次郎 「……いや、それじゃ、何しにきたんだ僕は」
 
次郎 振り返り、思い切ってドアをノックします。トン、トン
 
深雪(NPC)「あ、ちょっと…」
 
次郎 「取り込み中なら、今度出直すが?」
 
深雪(NPC)「ううん、着替え中だったから…ちょっと待ってて」
 
次郎 「あ、あぁ……」真っ赤になっています
 
GM しばらくして
 
深雪(NPC)「いいよ」
 
次郎 少しためらって、思い切ってドアを開けます。ばーんと。
 
GM 最初からばーんっと開けばいいのに(笑)
 
直樹 ねぇ(笑)
 
次郎 そんなこと、出来ませんよ。僕は、見舞いは苦手なんです。
 
GM 彼女は普段着を着ている。まだ怪我も完治してないはずであり、包帯も所々見える
 
次郎 「え〜その〜……無事か?」
 
深雪(NPC)「うん、なんとかね」
 
次郎 「そうか……」
 
深雪(NPC)「…陽子を止めてくれたんだよね。ありがとう」
 
次郎 「いや、約束したからな。それに……」
 
深雪(NPC)「…それに?」
 
次郎 すたすたと、窓の方に行きます。で、止まる。
 
次郎 「伝言がある。『ありがとう』だそうだ」後ろを向いたまま、そう、伝えます
 
深雪(NPC)「…そっか…うん…ありがとう」
 
次郎 「……最期は、人間だったよ。彼女」
 
深雪(NPC)「…ありがとね、つき合ってくれて」
 
次郎 「いや、まぁ……な」
 
GM 深雪も窓に向かって歩き、君の隣に立つ
 
次郎 窓を開けます。新しい風が入るように。
 
深雪(NPC)「…眼を、閉じてくれる?」
 
次郎 「え゛?なんで?」思わず深雪の方を見ます。
 
深雪(NPC)「良いから」にこっと笑って
 
次郎 「あ、あぁ」逆らわず、とりあえず目を閉じます。「これでいいか?」
 
深雪(NPC)「…」
 
GM しばらくの沈黙の後、頬に柔らかい感触があります
 
次郎 「……え゛?」
 
深雪(NPC)「…はぁあ、残念」苦笑しながら、ため息をつく
 
次郎 あわてて目を開いて、思わずほほを押さえます。
 
次郎 「え、いや、その、え?」軽いパニック状態になって、窓に張り付きます。
 
深雪(NPC)「ほんとはそこにしたかったけど…彼女のために、とっておくね」と、指先を口につけます
 
次郎 「か、彼女って……!?」真っ赤になって、あたふたと(笑)
 
深雪(NPC)「…くすっ」うろたえている次郎を見て、にこりと笑っています
 
次郎 「と、ともかく、元気になれよ!じゃぁ!」
 
深雪(NPC)「それじゃ、そろそろ行くね」
 
次郎 「もう、退院するのか?」窓から飛び降りようとしてましたが、その言葉に踏みとどまります。
 
深雪(NPC)「薄々感づいてきているかも知れないけど…私、あっちの人間だから」バツ悪そうに苦笑する
 
次郎 「あっち?」分からないといった表情で深雪を見ます。
 
深雪(NPC)「まぁ、わからないなら、それでいいよ」再び苦笑します
 
次郎 「あぁ、それでいいなら、それでいいが」
 
深雪(NPC)「それじゃ、またね。何かあったら、絶対に力、貸すからね」
 
次郎 「そのときは頼む」
 
深雪(NPC)「バイバイ、次郎君」強く握手をしたあと、砂となって風に乗って消えて行った
 
次郎 「……坂本?」砂の行方を追って、自然と窓の外へと目を向けます
 
次郎 「でも、力を借りるような状況にならないようにしないとな……」
 
GM シーンカット
 
 
 ――アフタープレイ――
 
 
 ◆経験点の算出
 
 
GM 経験点の算出をします
 
GM まず、侵食率による経験点。記憶上、全員3点だったはずです
 
次郎 はい。私の記憶もそうです。
 
直樹 そうですね
 
GM 良いロールプレイをしたは全員に差し上げましょう
 
 ありがとうございます
 
次郎 ありがとうございます
 
GM セッション中、これも全員に差し上げましょう。セッションの進行を助けたこれも全員に差し上げます。あ、最後まで参加をしたってのもあったね。これも全員
 
 そうすると、全員7点ですね
 
GM で、私が14点と。おそらく使わないけどね(笑)
 
次郎 それは……まぁ、そうでしょうけど(笑)
 
 これで情報技能をコンプします
 
直樹 ……いただけるものはありがたくいただきましょう……ただでさえ成長が人より1セッション分遅れてるから(汗)
 
 
 ◆次回への展望
 
 
GM 次回は電脳世界にしようと思います。
 
 楽しそうです
 
次郎 電脳と聞くだけで、興奮しますが。
 
GM ロッ○マンエ○ゼみたいにしようかと思ってるんですが
 
次郎 あぁ、なるほど。友達とチャットしようとするだけでコンピュータウィルスにボコボコにされてしまうあのゲームですか。
 
GM 電子世界のキャラを新たに持ちキャラとして作るか、それとも、本物そのまんまを使うか。どっちがいいかなぁ?
 
次郎 うーん、難しい問題です。
 
GM 別キャラにした場合、侵食率と特殊エフェクトの問題が生じますが。楽しいんですよね(笑) バロールやDロイスも気ままに選べるし(笑)
 
 電脳用キャラ作成、好きかもです(笑)
 
 
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