「輪廻転生」

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GM : 疑似餌は茫然自失の様子。本体が倒れたのが信じられないかのような目で、目前の光景を凝視している

桜庭 遥 : 「まだ、終わりません……」 この黒い光が遥の銃に収束していく
GM : 疑似餌 「……(怪獣を見て)………(遥の銃口に視線を−――)」
桜庭 遥 : 「……ごめんなさい、柊さん…… (プチプチプチッ)」
柊 祐真 : 「え……? ごめんて……え……は、遥さん?!」
桜庭 遥 : 「ここまで”力”を開放したのは初めて……約束、守れそうにないかも…… (罰の悪そうな笑みを浮かべる)」
柊 祐真 : 「ちょ……まっ……(遥さん!)」

  それは『なんでもやる課』で、彼女がいつも見せている笑顔…
  「御剣さん……不躾なお願いですけど、この町と、この人を……よろしくお願いします」
  そして、最後の力を込めて銃撃を放とうとしたその刹那――


小鳥遊 優 : このタイミングで《縮地》、登場だ!
GM : な、なんと!? 遥が最後の一線を超えようとした瞬間… 

  「―――ヒュッ―――」
  いつもの如く、白い変人は唐突に現れた


GM : もう好きにしてくれw
小鳥遊 優 : 好きにしていいんですね?(邪笑) じゃあ《抗いがたき言葉》を遥君に
桜庭 遥 : 「なっ……先生っ!? (クラッ…)」
柊 祐真 : 「……あ……あぁあ!?」
小鳥遊 優 : 「物語は必ずハッピーエンドじゃないと許せないんですよ…眠りなさい、起きた時、全て幸せに終わってますから」
桜庭 遥 : 「余計なお世話です! 私は……私の全てを賭けて、この町を……」 ……そのまま倒れる

御剣 詩乃 : (何で今ここに……? どうして桜庭さんは私にお願い、なんて言ったの? どうして先生が桜庭さんを……?)
御剣 詩乃 : 詩乃は何が起きたのか全然分からない〜〜w、困惑してる〜〜w
桜庭 遥 : た、大変です! ヒロインが(また)取り残されています!(爆)
GM : うが〜〜w(悶絶)
御剣 詩乃 : えぇんw
小鳥遊 優 : 大丈夫だ!サルベージはする!!(汗)
柊 祐真 : ……出来るかねぇ(何
GM : (笑) もう、どうにでもしてぇ〜(悶絶)

御剣 詩乃 : 「せ、先生何を………? (目を丸くして)」
柊 祐真 : 「テメッ……何しやがるっ!」
小鳥遊 優 : 「ユウマ君?見損ないましたよ、何故止めなかったんですか (ギラリ)」
柊 祐真 : 「な……じゃあ聞くが、アンタは今まで何所に居た? 言いやがれっ!」
小鳥遊 優 : 「…言いましょうとも、そして私は行動する」 疑似餌に《縛鎖》+《止まらずの舌》+《ファクトリー》
GM : 判定しやがれ優!w
柊 祐真 : 何って……演出戦闘に入ったよ? 《縮地》と《抗いがたき言葉》を同時に使っている時点で(爆)
GM : …負けたよw うん、判定は良いや。柊の完璧すぎる理論に負けたよw
小鳥遊 優 : いやぁごめんなぁ(笑)
柊 祐真 : はっはっはっ……だから魅せやがれ白ヒャハぁああ!!!
御剣 詩乃 : あははw
桜庭 遥 : 頑張ってくださいね(笑)
小鳥遊 優 : では責任を取るとしよう 「さて、動いたら駄目だよ?質問にはきちんと答えるように…キミは光君だね?」
GM : 「…ぁ…(がくり、と頷く)」
御剣 詩乃 : 「―――!」
小鳥遊 優 : 「キミはヒトとして生きたいかい?」
御剣 詩乃 : 「…………」 泣きそうな顔でそれをただじっと聞いて見つめている
GM : 「(かくり、首を起こし)…ぁ…ぁ……ぅ…(こくん、とうなずく)」
小鳥遊 優 : 「最後の質問だ、いや違うな命令だよ…変化に耐えなさい」
御剣 詩乃 : 「………光……君」 つぅっと涙が頬を伝う
GM : 「……(ふるふる、首を横に振る。もう耐えられない、という気配)」

小鳥遊 優 : 「(柊を向き)…遅くなった理由を言おう」
柊 祐真 : 「聞かせろや」
小鳥遊 優 : 「教授の研究を続けていたんだ、知り合いに手伝わせつつね」 (アイテム:科学部顧問に)
小鳥遊 優 : 「彼のレポートによると、記憶は蘇っていたらしくてね…問題が消化器官だ、あの怪物だね」
柊 祐真 : 「で、完成させたんだな」
小鳥遊 優 : 「ああ、勿論だとも…さて、どうするかと言うと………あの怪物を彼の中に入れる」
御剣 詩乃 : 「え?」
柊 祐真 : 「(横たわってる怪物を横目に見て) ……あのバカデカイ物をか?」
小鳥遊 優 : 「ああ、そうだよ…アレを入れる。成功するかどうかはボク次第だけれど…ね」
柊 祐真 : 「光君を蘇らせる……か?」
桜庭 遥 : 「……なるほど。そのために、ですか……」 よろよろ、起き上がる

  優は皆を見まわして……唐突に語り始めた


小鳥遊 優 : 「…ユウマ君、キミに出会えて楽しかったよ…からかって遊んで申し訳なかったね」
柊 祐真 : 「(走って歩いてよろよろの遥さんを支えに行きつつ) ……ん、アンタが謝るっ…て…まさか死ぬ気じゃ…」
小鳥遊 優 : 「ハルカ君、町を大切にしてくれてありがとう…けれど無茶は駄目だよ、君には悲しむヒトがいるのだから」
桜庭 遥 : 「ダメですよ……そんなの…止めなさい…でないと……撃ちますよ?」 焦点の定まらない目で優を見る
小鳥遊 優 : 「シノ君、大分歳が離れているけれど…初めてだったよヒトを好きになるということは …ありがとう」
御剣 詩乃 : 「先生?何を……? (困惑顔)」

柊 祐真 : 「させっか……よっ! (優の方に走って行こうと……、でも遥を気にして動けない)」
桜庭 遥 : 「私に、構わず…っ! いつだって、前を見て……大切な事をしてくれる。私の好きな刑事さんは、そういう人でしたよ (にこっ)」
柊 祐真 : 「…!…あ、ああっ」

小鳥遊 優 : 「光君、悪いが…麻酔無しの手術を始めようか…」 《ファクトリー》+《ヨモツヘグリ》+《ナーブジャック》を怪物に
GM : 光「……!……!…」
御剣 詩乃 : ひゅぅっ、と海面すれすれまで高度を下げて光の体に手をそっと添える
GM : 光は降りてきた詩乃を見て… しばし躊躇った後、手を伸ばす
小鳥遊 優 : それじゃあ蘇った怪物の体、それを掌握したユウは…

  「命令だ、私を食べろ」
  
  ……怪物に最初の命令を下した……


御剣 詩乃 : 「!?」
GM : 光…は命令に従い、優へと一気に触手を伸ばし…
桜庭 遥 : 「お願い!……柊さん……」
柊 祐真 : 「あぁあああ!! ざっけん……なっ!」 立ち上がって……走って優に手を延ばそうとして……
小鳥遊 優 : しかし柊の手は間に合うことはなく…ユウは怪物に食べられた
桜庭 遥 : 「………っ!」
GM : しゅるる… と巻き込むようにして、触手は優を“取り込んだ”
柊 祐真 : 「あ………」 延ばした手はそのままに……硬直する……
御剣 詩乃 : 「せ、先生……?」 かすれた声でぽつり、と呟く
小鳥遊 優 : 怪物がユウを取り込み、空白が場を満たす………

  やがて完成した肉の球体 ……否、人間の卵…… それは一度“どくん”と脈打ち…


GM : 中から、1人の赤ん坊が“ぽろり”と転がり出てきた
御剣 詩乃 : それを慌てて、だっと動いて受け止める 「え? 赤、ちゃん…」
柊 祐真 : 「(顔を上げる)……へ? 赤ちゃん?」
桜庭 遥 : 柊さんに支えられる形でその景色を見詰めています
GM : 赤子「……(詩乃を見上げて)…ぁぶ?」
御剣 詩乃 : 「……君は先生? それとも光君?……それとも、二人なの?」 困惑したまま抱き上げて呟く
GM : 赤子「だぁだ、だぁだ!(抱き上げられ、無邪気に喜ぶ)」 
桜庭 遥 : 「……誰でもありませんよ、御剣さん」 いつの間にか、腰まで海に浸かって
御剣 詩乃 : 「……え?……」
桜庭 遥 : 「誰でもない……だってその子は、今、生まれたんですから……名前、付けてあげなくちゃいけませんね」
御剣 詩乃 : 「―――はい」 慈しむように抱きしめて小さく呟く

  その光景を、満点の星空は見守っていた
  いつまでも、いつまでも……―




5.エンディングフェイズ「オチ」

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