ファミレス『与那さん』

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GM : 次に参ります。シーンプレイヤー柊
桜庭 遥 : シーンの場所はレストランですね(ころころ)…56%
柊 祐真 : (ころころ)…56%、おろ? 侵食率お揃い?
桜庭 遥 : お揃いですね。全くの(笑)

GM : 場所は『与那さん』の店内へと移動します
桜庭 遥 : 足尾さんは来られますか?
GM : 足尾「いえ…私は待っていますので、ごゆっくり(手には解毒剤…そわそわした様子)」
柊 祐真 : 「判った…そんじゃ、入ろうか(てこてこと店の中に)」

桜庭 遥 : 適当に注文を済まし、いつもより少し空いた店内で向かい合って座る二人…
柊 祐真 : 「えっと…それで、先生と何があった…の?」
桜庭 遥 : 「…そちらではどういうお話になっていますか?」
柊 祐真 : 「あー、こっちでは…」
桜庭 遥 : 「私の様子がおかしいので、鏡を渡すな…というところでしょうか?」
柊 祐真 : 「…っ!?」 息を呑む
桜庭 遥 : ノイマンですから、全て予想済みです(幕間に判定していた)
柊 祐真 : 「知ってたのね…」
桜庭 遥 : 「えぇ…お二人の眼が何よりも雄弁に語っていましたから…(寂しそうに微笑む)」
柊 祐真 : 「まぁ…先生に鏡渡すなとは言われたけど… 俺も渡さない方がいいと思ったから」
柊 祐真 : 「…今日の遥さん、やっぱり様子おかしいから… 何か…あったの? 俺は…それを聞いて…いい?」
桜庭 遥 : (アイス珈琲の氷をストローで混ぜながら)「――柊さん」
柊 祐真 : 「ん…?」
桜庭 遥 : 「私は、なんとなくわかってしまったんです。この世界のあるべき道が、歪められたまま続いてきたことに」
柊 祐真 : 「へ…? あるべき…道…?」 キョトンと
桜庭 遥 : 「本当の私は、今はどこにもいない…偽りの世界の登場人物でしかないのです」
柊 祐真 : 「……」
桜庭 遥 : 「まぁ、それだけではありませんけどね…柊さんはT−LEXに会ったんですって?(にこっ)」
柊 祐真 : 「あ…あ、会ったけど…」
桜庭 遥 : 「私は…少し不思議な人に会いました。いえ、再会した…というべきでしょうか」
柊 祐真 : 「不思議…?」
桜庭 遥 : 「えぇ…私の母を救うって。もう昏睡状態で10年にもなるのに――」
桜庭 遥 : 「その人と話をしている最中に、先生が入り込んできて…」
柊 祐真 : 「何をしようとしてたんだ…あの先生は…」
桜庭 遥 : 「わかりません。いきなりでしたから。でも…」
柊 祐真 : 「でも…?」
桜庭 遥 : 「先生が母を救う手掛かりを持っていることは分かり…それを譲って頂こうとしましたが、拒否されました」
桜庭 遥 : 「そして今に至る…何か疑問はありますか?」 カラン…とグラスを鳴らす
柊 祐真 : 「えっと………」
桜庭 遥 : 「コレ(ライフル)を持ってきたのは他でもありません。――柊さん」 と、ライフルを手渡す
柊 祐真 : 「え…」 受け取って
桜庭 遥 : 「私は、大切な依頼のために、柊さん達と同じ人を追っています…でも、戦うとか、そんなつもりはありません」
柊 祐真 : 「…」
桜庭 遥 : 「もし、信用できないのなら…それで私を撃ち抜いてください」 光を殆ど宿さない瞳で、真っ直ぐに見詰める
柊 祐真 : (あー……うん…ダメだ。何がダメかって、俺がダメだ。自分で誓ったこと、全然果たせてないし、果たせそうもない…)
柊 祐真 : 「…正直、今の遥さんはちょっとだけ信じられない …ゴメン。だって、絶対に無茶するだろうから」
桜庭 遥 : 「…そうですか。残念です」 領収書を取ってレジに向かい、勘定を済ませる
柊 祐真 : 「って、ちょっと待ってっ!」 追いかける
柊 祐真 : 「だから約束して欲しいんだ…無理も無茶もしないって… そうしてくれれば、俺は信じれるから」
桜庭 遥 : 「……」
柊 祐真 : …手を上げて小指を出して… 「指切り…約束…できる…?」
桜庭 遥 : 「…私は、柊さんに嘘はつけません…だから、できません…」
柊 祐真 : 「………ん、判った」 上げていた手を下ろす
桜庭 遥 : 「…さようなら」
柊 祐真 : 「うん……」
桜庭 遥 : そのまま足尾の車には向かわず、一人立ち去る
柊 祐真 : …くぁ。見送る事しかできねぇ
GM : カット


4−3.事件の真相

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