事件の真相

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GM : では、シーンプレイヤー優。場面は大破した隣町病院の辺り、でよろしいですかな?
小鳥遊 優 : うん、サナエ君を確保しときたいしね(ころころ)…1、助かるね。侵蝕率70%だ

GM : では大破した病院に向かう途中。優は目撃する
小鳥遊 優 : 何をかね?
GM : 壊れた病院、パトカー、野次馬の群、…そして、ふらふらと現場を離れる、君に似た顔の青年を
小鳥遊 優 : 「…光夜? いや今は違うかな?」 とりあえず3m手前ぐらいまで近づこうか
GM : すると青年はぎくっ、と肩を震わせて…振り向き、優を見て、驚愕の表情を浮かべる
小鳥遊 優 : 「まぁ待ちたまえ…『そんなに警戒してもらっては意思疎通も難しいだろう?(後半から《声無き声》)』」
GM : 「……」
小鳥遊 優 : 『まぁそれも無理というものかな…キミは光夜じゃないね?』
GM : ん〜、では〈交渉〉か〈心理〉で判定して頂けますか?  (裏1)
小鳥遊 優 : 《領域調整》+《錯覚の香り》使用(ころころ)…8
GM : 青年は苦悶の表情を浮かべている… 何かを言いたい、でも言えない …そんな内面が窺われる表情
小鳥遊 優 : ぬ…? もしかして本当は光夜なのか? 時空の管理者が素体として使っただけかと思ってたんだが…
桜庭 遥 : どちらでもあるかも。『明日の向こう側』から来たなら
GM : 先程 《錯覚の香り》 もあったので… 青年は逃げるべきタイミングを逸した様子で逡巡しています
小鳥遊 優 : 足りないならこうしてやろう 《抗いがたき言葉》+《領域調整》+《錯覚の香り》 (ころころ)…18

御剣 詩乃 : 登場します 「光夜〜光夜〜どこにいるのー? いるなら出てきてくださいー」 という呼び声が(笑)
GM : 詩乃の登場と同時に(ころころ)…抵抗失敗、優の言葉を真実だと思い込みます
御剣 詩乃 : 「あ、光夜っ!」 顔が明るくなる。そしてはた、と先生に気づき 「あれ?先生?どうしたんですか?」
小鳥遊 優 : 「おや、シノ君かい。これは光夜が大きくなったので間違いないかな?」
御剣 詩乃 : こくり、とうなずき 「おそらく。ただ…一度も話したことがないので、確証は得かねます」
小鳥遊 優 : 「ふむ…さて、素体として使っただけだと思っていたんだが(思案顔)」

小鳥遊 優 : まず、自己紹介するか 「私はキミの父親だ。で、こっちがお母さんだ」 とシノ君を
御剣 詩乃 : 「いえ、違います。私は彼の姉です」 きっぱり真顔で(笑)
小鳥遊 優 : 「そんな…ノリが悪いねシノ君」
御剣 詩乃 : 「事実を捻じ曲げて伝えてたら、後で困るでしょう?」
御剣 詩乃 : 「(目線を合わせ)君は誰? 言葉が言えないのなら、この筆記用具を使って?」
GM : 青年は詩乃から渡された筆記用具を受け取り… けれど、口を開きました
GM : 青年「…僕は光夜です…驚いた、まさか『こっち』で出会うなんて…」
御剣 詩乃 : 「…話せたの?(首をかしげて)」
GM : 青年「…ごめんなさい姉さん、少しでも情報を漏らしてはいけないから…でも、もう遅いね」
御剣 詩乃 : 「どういうことですか?」 ああ〜、事情を知らないからタイムパラドックス? とか言えない(笑)
小鳥遊 優 : 「ふむ、とりあえず………パパと呼んでおくれ(両手を広げる)」
GM : 青年「…父さん、どうして400年も変わらないんですか…(呆れ顔)」
御剣 詩乃 : 「400年…それはすごい先ですけど…もしかして未来から来た、とか言うんですか? どこかの漫画のように」
小鳥遊 優 : 「まぁそれこそ今更だろ…さて光夜、本当に今更だが、無理矢理聞く事も可能だ…どうする?」
GM : 「…そうですね、もう遅い…観念しましょうか…」

GM : 光夜「…改めまして。姉さん、僕は御剣光夜…400年後から、精神だけやってきた、光夜です」
御剣 詩乃 : 「400年…光夜は400歳以上なんですか?」
GM : 光夜「…はい、正確な年齢は忘れましたけど…(ちら、と優見て)」
小鳥遊 優 : 「まぁ…400年ぐらいなら生きそうだね、私の細胞や遺伝子があるわけだし」 抱擁し、頭をなでてあげよう
GM : 光夜「…(少し赤面)…」
小鳥遊 優 : 「十年前にもやって来たね? いや光夜だったかは分からないが」
GM : 光夜「あれは僕じゃありません。10年前には精神の受け皿になる、同位存在がありませんでしたから」
御剣 詩乃 : 「それで…どうして今ここに?」
GM : 光夜「…仕事です。世界の崩壊を防ぎに来ました」
御剣 詩乃 : 「世界の…崩壊?」

GM : 光夜「姉さん。タイムパラドックス、って分かりますか?」
御剣 詩乃 : 「ええ。未来から来た人間や物が、歴史を変えてしまうこと…だったと思ったけれど」
GM : 光夜「じゃあ、パラレルワールド…並行世界の概念は?」
御剣 詩乃 : 「もしも、私が男だったら、という、もしも、の限りある並行的次元にある、もうひとつの世界、でしたっけ?」
GM : 光夜「そうです。…未来の世界、時間旅行が可能になった時、世界は1つでは無い事が発見されました。世界はたくさんの可能性が並行して成立していたんです」
小鳥遊 優 : 「こうしている間にも隣の世界では私達がいるわけだね。細部や大きなところが違ってたりする」
GM : 光夜「…そして、未来から干渉する事で、その分岐数を人為的に増やす事が出来るんです」
御剣 詩乃 : 「じゃあ、昔あったアニメのように、光夜は崩壊した未来から来て、崩壊しない並行世界を創りに来たのですか?」
GM : 光夜「(首を振り)…違います」
御剣 詩乃 : 「?」
GM : 光夜「それぞれの並行世界は、完全に独立しているわけではありません。縄のように、それぞれが交わったり分岐したりして、大体似たような世界になるようになっているんです」
御剣 詩乃 : 「はい。それで?」
GM : 光夜「しかし、世界の分岐できる数には限りがあるんです…もし、皆が好き勝手に過去を改変し、可能性を分岐させたら、世界が離散して崩壊してしまうのです…僕は、それをする『時空犯罪者』を逮捕しに来ました」
御剣 詩乃 : (…どこかでその単語を聞いたような…ああドラ○もん)(笑)
柊 祐真 : 言っちゃダメぇえええええ!!!(笑)
御剣 詩乃 : 詩乃はドラ○もん見ていたのです(笑)
GM : 光夜「昨日、10年前に時空流刑になった犯罪者が、何かの拍子で逃げ出したのです… 彼らは時間移動を封じる『時空結節点』を破壊しようとするハズ。それを防がなければいけません」
御剣 詩乃 : 「よくはわかりませんが…何か致命的なことをしでかす前に、犯罪者を捕まえるためにきた、と?」
GM : 光夜「(うなずく)」

小鳥遊 優 : 「光夜、個人的なことなんだが」
GM : 光夜「はい?」
小鳥遊 優 : 「桜庭親子に十年前あったことと、そして今回の処置を教えてもらえるかな?」
GM : 光夜「…桜庭早苗は10年前、時空犯罪者に唆されて時空結節点を消失させました…未来の自分へと精神をアクセスし、この時代にありえない知識を得たのです」
小鳥遊 優 : 「そのようだね…」
GM : 光夜「担当の時空刑事が、犯罪者と彼女を時空流刑…その知識の現れる時代まで精神を時空間に放逐し、新しい時空結節点を設定しました」
御剣 詩乃 : 「あの…時空結節点とは、何ですか?」
GM : 光夜「時空結節点とは、並行世界同士が分散しないよう、2つの世界の存在を強引に結びつけた存在です。例えば…奥様なのに魔女だとか、学生なのに刑事だとか、DXなのにNWだとか…」
柊 祐真 : …それはそれはそれわぁああああ!??!?
御剣 詩乃 : (笑)
小鳥遊 優 : 「…まぁその辺はもう分かってるんだが、今回の処置はどうなっている?」
GM : 光夜「犯罪者は時空流刑、あるいは消滅刑。現時空への被害は最小限にとどめる規則ですが…」
小鳥遊 優 : 「…光夜、こんな破壊活動してる時点でキミの方が犯罪者らしいぞ」
GM : 光夜「…証拠は基本的に隠滅しないと…(ごほっ、と血を吐く)…うっ…」
御剣 詩乃 : 「ど、どうしたの?光夜。怪我、したの??」 おろおろ
小鳥遊 優 : 「光夜、見せなさい」 診察してみようか
GM : 光夜「…やっちゃいました…《極大消滅波》なんて使いすぎたから…レネゲイトが少し…」
御剣 詩乃 : 「!そんなの簡単に使っちゃだめじゃない!! もっと自分の体を大事にしなさいっ!(お姉さんっぽく)」
GM : 光夜「…あはは…未来で、姉さんにこの技を習った時も、同じ事、言ってました……(じっと詩乃を見て)ねえさん…」
御剣 詩乃 : ちょっと目が潤んで泣きそうな表情で睨んでる(笑)
GM : 光夜「ごめんなさい……僕は、ここにいたい。姉さんと、父さんのいる世界に残りたい… けどダメなんです。責任があるし…時間も足りない」
御剣 詩乃 : 「…何か、しなくちゃいけないのなら手伝います。けれど、あなたが自分の命をすり減らすのはやめてください。―――そんなに私に泣いてほしいんですか?」
GM : 光夜「姉さん…ありがとう…」

小鳥遊 優 : 「…光夜、取引をしようか」
GM : 光夜「…何です?」
小鳥遊 優 : 「あの悪魔どもは私が処理しよう、お前の体ではもう無理だろうしな…代わりにサナエ君の精神を戻してもらおう」
GM : 光夜「(きっぱり)それは出来ません」
小鳥遊 優 : 「知識の問題か? それなら1年以内にクリアーしてみせよう」
GM : 光夜「…けど…」
小鳥遊 優 : 「あれから何もしなかったと思ったのか? サナエ君の研究は私が引き継いでいる。後1年もあれば、完成する」
GM : 光夜「…歴史では1人、研究に大きく貢献する人がいるんです… その人は本当は、今から3年後に研究をはじめる予定だったのですが…(ちら、と詩乃を見える)」
御剣 詩乃 : 「?どうしたの?(きょとん)」
小鳥遊 優 : 「…せめて、2年以内でまけれないか?」
GM : 光夜「…さあ、僕の口からは。でも…(くすり)…何かの事故で、流刑者が逃げ出す事はあるかも知れませんね(くすくす)」
小鳥遊 優 : 「お前は本当に私の息子のようだな…あまり問題のない程度にこちらで修正もさせてもらうから安心しとけ(苦笑)」
GM : 光夜「急いで下さいね? 早く研究が完成しないと、別の追っ手が来るかも知れませんから(ずずず、と体が崩れだす)」
御剣 詩乃 : 「!?こ、光夜??」 崩れるって!?
GM : 《擬態の仮面》 を維持できなくなり、体が子供に戻っているのです 「…くっ、時間が…」  
(裏2)
小鳥遊 優 : 「光夜、未来の私達によろしく頼むよ…こちらは任しておけ」
GM : 光夜「お願い父さん…姉さんを…」
小鳥遊 優 : 「分かってる…今は休め、そして未来でまた会おうな…」 頭を撫でる
御剣 詩乃 : 「無茶しちゃだめだからね? 未来でも」 赤子に戻った、光夜を抱きあげる
GM : では、シーンを切ります


4−4.遥の真意

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(裏1)
GM : ごめん〈心理〉ゲームが違った
御剣 詩乃 : ないよねぇ(笑)
小鳥遊 優 : (笑)


(裏2)
小鳥遊 優 : GM、光夜のシンドロームは 〔サラマンダー/ブラックドッグ〕 じゃなかったのか?
GM : 違いますよ? 光と同じ 〔エグザイル/オルクス〕 です
御剣 詩乃 : え? じゃあ 《極大消滅波》 とか、《イオノクラフト》 は??
GM : 《異世界の因子》で、未来の詩乃のエフェクトをコピーして持ってきたのです
小鳥遊 優 : ああ、なるほど
GM : 万一、PCと1人で戦うハメになった場合を想定して、エフェクトを少し水増ししてたんです(笑)


4−4.遥の真意

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