戦う人々

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  ―――カン、カン、カン、カン―――
  何者かが、部屋に近づく足音が聞こえてきた…

御剣 詩乃 : 「…誰か、来ます」
柊 祐真 : 遥さんから離れて…剣を構える

GM : ――さらさらさら―― 砂となり、崩れ落ちる扉 …その先に、黒猫を抱いた紳士がいた

桜庭 遥 : 「…お待たせしました」 靴音に振り向きもせず
柊 祐真 : 「……誰…? 知り合い?」
御剣 詩乃 : 「…どなた様でしょうか?」
小鳥遊 優 : 「悪魔だよ…ヒトを誘惑する」
GM : 紳士「(優雅に一礼)よろしく、初めてのお嬢さん、そしてヒイラギ君」 黒猫「ニャア」
桜庭 遥 : 「…メフィストさん…今からでも、退いては頂けませんか? この世界でだって、生きていけるじゃないですか!」
GM : 黒猫「…もう出来ないニャア…時空間に生身で飛び込んだが最後、1つの時空に留まり続ける事は不可能なんだ…」
小鳥遊 優 : 「まぁそういうわけだね…さて、終局への準備はいかがかね?」
GM : 紳士「残念だが万端だ。我々の存在意義を賭け、彼…ヒイラギ君の命を狙わせて頂こう」
柊 祐真 : 「……よく判らないけど……戦う…のか…?」

小鳥遊 優 : 「戦うよ、私は桜庭親子と未来の息子の為に」

桜庭 遥 : 「…私は」

御剣 詩乃 : 「私は弟のため、そして未来のために…」

桜庭 遥 : 「……私は」

GM : 黒猫「…なんだ、オイラ達と同じじゃないか…やりづらいニャア、まったく…」

桜庭 遥 : 「………私は」

柊 祐真 : 「…命、やるわけにはいかない…約束があるから…」 再び遥さんをぎゅっと抱きしめ…
桜庭 遥 : 「……」 抱き締められて、想いに気付く。瞳に迷いの色が消えた

桜庭 遥 : 「…私は、ここを退けません。ですからメフィストさん、ファウストさん…」
GM : 紳士&黒猫「……」
桜庭 遥 : 「お互い、精一杯生きましょう!」 微笑み、柊さんからライフルを受け取ります。決意の証として
GM : 紳士「…うむ!」 ではクライマックスです!


5−1.隠し芸:カラオケ

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