GM:シーンプレイヤー:レニー
GM:場所:移動する装甲車の中 時間:先のシーンの直後
GM:……ぶろろろろろ…… 車に揺られ、基地へと帰投する途中…
レニー:「…最近の任務…うまくいかないな」
レニー:「暴発するし、仲間は殺されるし…どうなったのだろう、わたし」
レニー:「…そして、あいつに助けられたし」と不機嫌
GM:そんな具合に、落ち込んでいると ……ぶるるるる……ぷすん と、突然車が停車した
レニー:「…?」
レニー:「どうした?」 運転席を確認する
GM:運転手「いえ、コンピュータ様から新たな任務が…はい、はい…はい?」
レニー:「新たな任務?」 また? と心の中に思う
GM:運転手「…は、了解しました…… 途中で1名拾った後、郊外へと向かいます」
GM:ぎゅるッ… と方向を変える車
レニー:「…任務の内容を述べろ」
GM:運転手「そ、それが…『最高機密』とだけ通達されまして……私も市境界線からは、降りる事になっております」
レニー:「は?」 と面食らって 「…具体的な内容は?」
GM:運転手「さ、さあ?」 …やがて車は市中心部へと至り……総本部前で停車した
レニー:「…?」 ちょっと不安
GM:そして総本部から、ものものしい警備を引き連れた女性が1人、車へと歩みよって来た
レニー:その人知ってる?
GM:《情報:UGN》かな
レニー:プロファイリングでもいい? (ころころ)…11
GM:彼女はエージェント「A0001」… UGN幹部の1人と噂されている人物です
レニー:「A0001?」
GM:彼女はするりと運転席に滑り込み、あっというまに車を発進させる
GM:「おはようE0269。あら、私の名前を知っているんですね。嬉しいわ(にっこり)」
レニー:「あなたほどのエージェント…知らないほうがおかしいわ」
のぶ:柊の恋人じゃねーのー?
リュウ:うわ、ありえる
レニー:「それより、どういうこと? わたしは任務終えたばかりですよ」
GM:「ごめんなさい、そんなに任務に苦戦するとは思っていなかったから… それに、任務は突然やって来るの。覚えておいて」
リュウ:さりげなくえげつないです、この女の人(笑)
レニー:「…最近人手不足だし…わかったわ」
GM:ぶろろろろろ… 車は、市と廃墟の境界線を抜け、郊外へと入って行った
レニー:「具体的にどんな任務?」 不機嫌を悟られないように、慎重な口調で
GM:「………任務を話す前に覚えておいて…これから見る事は、世界の根幹に関わる重大機密です」
GM:「他言は無用…いいえ、これからは貴女が、この秘密を守るのよ」
レニー:「…なんでわたしに? わたしなんかより優秀なエージェントは、一杯いるはず」
GM:「…本当はね…もっと時間をかけて選ぶ予定だったのだけれど……」 と、A0001は一瞬遠い眼をして
GM:「現時点で最も有望な『適正者』が、あなただったから………さて、ついたわ」
GM:かちゃり… 車を降りて、彼女は何も無い廃墟を歩いていく…
レニー:「…?」と意味わからないままついていく
GM:「ねぇE0269、貴女は確か『崩壊』処理の任務に就いていたはずでしたね?」
レニー:「…そうです」
GM:「その理由を…考えた事は、あるかしら?」 にこっ…と少し挑発的な笑みを浮かべ
レニー:「……なにが言いたいのですか?」と顔をしかめる
レニー:「…わたしみたいな人形は…任務をこなせばいい、そうではなくて?」
GM:「ふふ、むくれないで… これから見せる物はね、市民全部が『崩壊』しないための、大切な仕事なのよ……さ、ついたわ」
GM:ちょいと開けた、一見何も無い広場へとついた
レニー:「…??」
GM:「……月の位置、太陽風の角度、地軸のズレ具合…」 呟きながら、彼女はどこからともなく、一振りの剣を取り出して…
レニー:呆けたまま彼女を見る
GM:「全ての条件が揃ったとき、『門』は開く……今は分からなくて良い、ただ、これから起こる事を覚えておいて…っと、忘れるトコロだった」
GM:かちゃり、と腰から麻痺銃を抜き、E0269に差し出す
レニー:「…なに?」と受け取る
GM:「合図したら、これから出てくるモノを撃ちなさい」
レニー:「…」疑問を思いながら構える
GM:ひゅん、とA0001は剣を無造作に振り上げ…ヒュ! と振り下ろした
GM:すると、スパーッ! と何も無い空間が裂け… ごろり、と1人の人間が転がり出てきた!! っつーわけで、柊登場どうぞ
祐真:おぉおおっ?!?!?
レニー:やはり!!!
ケン:やっぱり(笑)
リュウ:まあ、柊だし?
レニー:「…!!人??」
GM:A0001→遥「そう、不思議でしょう? これが、この任務のひ…み…つ…?」
祐真:「え……あ……」
GM:遥「え………(柊を見て硬直)」
祐真:「え……あ……は……は……」
GM:遥「……嘘…」
祐真:「は……遥さっ!?」っと起き上がろうとしてサソリの毒が来てふらっ……っと
GM:「ひ、ひいらぎさんっ!(手を出し)…ほ、本当に柊さんなんです…か?」
祐真:「あ……あ……あ……会いたかっ……た」
GM:遥「………あ、はは……あはは……」
レニー:「…」 撃っていいかとうか迷ってる
GM:遥「………ごめん、なさい(ぼそり)」
レニー:「A0001??」
GM:遥「(きりっ)レニー、撃って」
祐真:「って……へ……撃つ?」 そこで初めてレニーの存在に気づいたようにそちらを見て…
レニー:「…!」と少し迷ったが、撃ちます
祐真:「あ……遥さ……なんで……?」顔をもう一度遥さんの方に向けて……そして崩れ落ちる
4−3.古代の奥義は、案外こんなモンかも知れません
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