GM:シーンプレイヤー:柊  場面:ケンの3分間未来教室(生徒質問編)

ケン:3分間(笑)

祐真:……し、質問教室……?(笑)

GM:のぶもあるでよ(笑)



ケン:「というわけで…ケンくんとー、のぶたんのー。なぜなに未来講座ー」

のぶ:「はじまるよ〜」

祐真:「わー(パチパチパチー) ……じゃ、なくてぇええええっ!? あー……いや、うん。よろしく頼む」頭下げ

ケン:「さぁ、わけもわからず、遥か未来に飛ばされた(小声で)超☆不幸な(いつもの音量で)柊君!」

ケン:「聞きたいことがあるんじゃないかなぁ?」

のぶ:「かなぁ?」

祐真:「……えーっと……未来なんだよな、未来。そ……空飛ぶ車とか、クローン人間とか居るのか、やっぱり……?」

ケン:「んんー。いい質問だね、柊君」

ケン:「クローン。これが現代社会を悩ませている、諸悪の根源ともいえるね、のぶたんっ!」

のぶ:「そうだねおにいさん」

祐真:「悩ませ……クローンの兵隊使って戦争とか……? むむむ?」

ケン:「いいかね? 柊君。子供は親を見て育つものだ」

ケン:「だがっ! この時代、世知辛いことに、『親』と言う存在が存在しないのだっ!」

のぶ:「しないのだっ!」

祐真:「存在が存在しない…………。完全にクローンの人間しか居ないってこと……か?」

ケン:「そのとおりだっ! 正確に言うならば、『ほとんど』だがね」

のぶ:「だがね」

ケン:「人間とは本来ゆがみを抱えたものだ」

のぶ:「ものだ」

ケン:「だが、『こんぴーたー』にはそれがない」

のぶ:「それがない」

ケン:「機械とは残酷なことに、正確すぎるのだ」

のぶ:「すぎるのだ」

ケン:「そうなれば、そういう『親』に育てられたクローンはどうなる?」

のぶ:「どうなる?」

ケン:「存在自体が矛盾してしまい、ジャーム化する確率はひっじょーに高いのだっ!」

のぶ:「のだっ!」

ケン:「わかったかねっ!? 柊君!」

のぶ:「柊君!」



 GMとしては、どうしてそんなに息ピッタリなのかを聞きたい



祐真:「……なら、何でクローンで人を増やしてるんだ?」

ケン:「なんでだろう? のぶたん?」

のぶ:「………」 猫は顔を背けた

祐真:「…………」

ケン:「…これは想像なのだが…もしや、かの 『こんぴーたー』 は 『人間をより良い生活に導くもの』 として生まれたのではないだろうか?」

ケン:「…そして、その思想の果てに、『合理的に人間を管理する』という結論が生まれた…」

祐真:「機械が……人を導く……」口の中で呟くように反芻する

ケン:「どうかね? のぶたん?」

のぶ:「まあ、表向きはな」

祐真:「どうしてそこまでして人を増やそうとしたんだろうな……んや……やっぱり生きよう、種を存続させようとするよなぁ……」ぼそっと

のぶ:「……実際は…遥が独裁体制を敷くのに都合がよかったからだったりするわけだが(ぼそり)」

祐真:「……って、ちょっと待てっ!? 遥っ!? 今、遥って言ったよなっ!?」

のぶ:「言ったが問題あるかね?柊くーん」

ケン:「柊くーん?」

祐真:「俺が元居た時代に居る、俺の想い人がその名前だから……。そして、俺がこっちの世界に来た時に最初に会ったから……」

祐真:「それは、俺の知っている遥さんなんだろうか……? なら……けど、何でこの時代まで生きてるんだ……?」

祐真:「それともクローン……? がぁあああっ、わっかんねぇえっ!!!」頭をガリガリと掻く



のぶ:「どうしても知りたくば、教えぬこともないが…君は事実に耐えられるかね?」

ケン:「きょ、驚愕の事実があるんだ? のぶたーん?」

のぶ:「そう、あるんだよケンくん」

祐真:「って……あ……むむむ……」一瞬悩んで

のぶ:「…ケンくん、人選まちがえたかなー?」

祐真:「教えて欲しい……いや、教えてくれっ!」 のぶの方に詰め寄る

のぶ:「ふむ…ならば心してきけぇい!!」

ケン:(キャラが変わったっ!?)

のぶ:「君の想い人…遥…彼女は、ある方法で古代種になり今まで生きてきたのだぁっぁっぁっぁあぁ!!」 ここで効果音が鳴ります

ケン:ずぎゃーん!!

祐真:「うぉおおっ?!?! な、何だ今の!?」 左右を見渡す

のぶ:左右に猫楽士団が居ます

祐真:「って……は……? こ……古代種!? なんでまたそんなもんに……?」 むむむと考え込む

のぶ:「(てめーのせいだよ、てめーのせい)」 と心の中で呟く

ケン:「(男女間の感情の機微は難しいものだ、と考えている)」

祐真:「あー……お、俺はどうすればいいんだろう……?」ガリガリガリ

ケン:「ま、そういう君の個人的な問題はさておきっ!」

ケン:「君はこの時代では、最重要アイテムとして以後扱われるので、それに関しての質問のみ受け付けますっ!」

祐真:「……わ、判った…でも、何で俺が重要になるんだろう? やれる事って言ったら空間を切り裂くくらいしか(ぶつぶつ)」

ケン:「そーいや、どーしてですか? のぶ様」

のぶ:「うむ…秘密兵器だ!!」 ここで効果音が鳴ります

ケン:きこきこきこーん!(ドラ○もんのアレ)

祐真:「はいっ!? へ……兵器っ!?」

のぶ:「そう、世界救済兵器…柊…君は、我々FHの最終兵器なのだ!!」

ケン:「秘密兵器というと…このヒイラギを大砲の弾として使うとか…そんな感じですか? ああ、確かにあの強度ならば、すごいダメージが…」

祐真:「ちょ……ちょ……ま……はいっ!? お、俺最終兵器ィィッ!? っても俺そんなに強くもな……」

のぶ:「まあ、時がくればおのずと使い方はわかる」

祐真:「って……そ、その内判るなら……今はいいか……」

ケン:「少年。君はもうちょっと回りに流されない強さを持ったほうがいいと思うぞ?(笑)」

祐真:「な……流されない……あ……が……頑張る……」(笑)

ケン:「いずれ(女関係で)身を滅ぼすことになるだろう(笑)」

祐真:「……身滅ぼすかぁ(遠い目)」

ケン:「それでは、ケンくんとのぶたんのなぜなに現代講座は終わりですっ!」

のぶ:「またらいしゅー」

祐真:「……はっ?! あ、ありがとうございましたーっ!!」

ケン:かっとー(笑)



  4−8.トンネル大好き  

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