GM:最初のシーンは… やはりケン(と反乱軍)が、市街を制圧するシーンでしょうか?(笑)

ケン:にゃはははははははははー!

GM:えーと… ほら! 街の中心にある、一番高いビルに鈴なりになって、旗を掲げるとか(笑)

レニー:春日恭二様万歳!!!でみんな叫ぶのか?

ケン:わはは

GM:じゃあ、キリ●ト凱旋の如く、街の中央を行進するシーンなど如何かっ

ケン:よし! それで!



 ――― コンピュータ停止により、市街は大混乱に陥っていた―――



GM:指示待ちだった人間たちが、急に寄る辺を失って、子羊状態

ケン:凱旋闊歩は難しいなっ!(笑)

GM:何をして良いか分からず、右往左往している

祐真:……頑張れリーダー(笑)

レニー:根性だ、ケン

ケン:街全体に通信できる施設とかない?

GM:ある。中央に巨大な電波塔が

ケン:では、その電波塔を制覇して、通信をオンにする



GM:ハッカー「システム、オールクリア…OK。ケン、世界中が、あなたの演説を聞いてるわよ?(サムズアップ)」

ケン:「…あー、緊張するなぁ。うん」

GM:長老「うう…ケンがこのように立派になって…(さめざめ)…さぁ! 遠慮する事は無い!」

のぶ:猫ノイマン「リーダー、どどーんとやっちゃってください!」

ケン:「(通信オープン)あー、テステス。本日は良い日なり、本日は良い日なり」

ケン:「えー。全市民の皆様。知っている方もいるでしょうが、『こんぴーたー』は壊れました」

ケン:「というか、壊しました」

GM:市民(モブ)『『『……ざわ……』』』

ケン:「皆さんは今まで『こんぴーたー』さんから命令を受け、それに忠実に生きてきたと思います」

のぶ:市民T「この世の終わりだ〜」

GM:市民Z「こ、これからどうすれば良いんだ〜」

ケン:「さて、皆さん。今までのツケが回ってくるときが来たのです」

ケン:「人は考える葦である。…そういった男が、かつていたようです」

GM:市民Q「(TVを見上げ)…考える…?」

ケン:「考えないことは、楽です。他に責任を押し付け、自分は何も考えず、命令を受諾する…ひっじょーに、楽です」

ケン:「ぶっちゃけ、俺もそうしてぇ…やぁめよっかなー、考えるの」

のぶ:アニマルズ「だめじゃん!!」(背後でツッコミ)

GM:市民α「おいおいおい!(市民一同、総突っ込み)」

ケン:「…とか、思ったことも、1度や2度じゃありません」

ケン:「ですがっ! ある日俺は悟ったっ!」

ケン:「…楽なことに、楽しいことはないですっ! 字は同じですが、ぜんぜん中身は違いますっ!」

ケン:「ちうことで市民諸君! 君たちにはこれから『楽しい』を知ってもらうことになります!」

ケン:「さぁ、どうしたらいいか、考えろっ! お前たちの頭についてるのは、かぼちゃじゃない!」

ケン:「ぶっちゃけ、俺が考えるのがだるいから、お前たちが自分自身で考えて、自分で行動しやがれっ!」

GM:市民Σ「ま、マジかよっ!」

ケン:「考えられなかったら、ほかの人に聞いてみろっ!」

ケン:「そんときになったら、初めて俺たちが手伝ってやるっ!(笑)」

GM:市民φ「お、おい…考える…だってよ?」「ど、どうする…」 どよどよどよ

ケン:「考えろ! …これからお前たちに与えられる命令は、ただひとつ、これだけだっ!!」

ケン:「以上、放送を終わりますっ! ぴんぽんぱんぽーん!」



 ―――ケンの言葉は電波に乗り、全世界へと響き渡った!―――



ケン:「…と、こんな感じでよかったでしょうか? 猫神様」

のぶ:猫ノイマン「あれ?猫神様いねぇ…」

GM:参謀「さ、先ほどまで、ここにいらしたのに……」

のぶ:黒猫忍者「おや、この紙は…」

ケン:「……?」 紙を拾うケン

のぶ:紙にはこう書かれていた 「よくできましたぁ!!」 もちろん、にくきゅうスタンプつき

ケン:「……ふ」

ケン:「…役割を果たして…去ったのですか…」

ケン:外が見える窓辺にたって、空を見上げます

ケン:猫神様の笑顔が空に浮かびました

GM:きらーん☆(笑)

のぶ:「にゃ〜ん」 とケンは聞こえた気がした



  7−2.ただいま、おかえり  

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