A緋山岬 島の西の端に突き出した岬、そのすぐ下は奇岩地帯になっており。なかなか眺めがいい。 岸壁には洞窟もあるそうだが、現在は出入り禁止、将来に向けて観光整備するか検討さ れている。 半分観光施設となっている灯台がある。 B岬公園 緋山岬の近くにある公園。やや辺鄙な場所だが、なかなかの広さをもちリラックスしや すい。整えられた庭園などもあり、デートスポットの一つだが、スポーツをしたがる人 間は合宿所に向かう事が多い。 C西岩集落 ごく普通の住宅街。小さなお店もあるが夜には閉まる。ここの住民は農園地帯で農家を 営んでいる人が多い D遊歩道 海岸線を歩くことができる散歩道、青い海を眺めれるため眺望はよい。もっとも、島を ぐるっと取り囲むようにして道路があるため、観光客向けに整備されているというだけ だったりする。 E外人住宅跡 かつて(大正期)この島に住んでいた外人達の洋館跡。現在は一件を除いて誰も住んで いない。洋館だけでも十分観光名所ではあるが、住んでる人間にあまり知名度がないた め、いまいち押しがたりない。 余談だが、かつて住んでいた外人達との混血の子孫もまだ島にはいる。 F農園地帯 こう書くとすごそうに見えるが、実際はただの水田と畑の集まり。無人販売所などもあ り新鮮な野菜が手に入る。 G朱町温泉 露天風呂などもある、大がかりな温泉。宴会施設などもあるが、宿泊施設はない。ホテ ルを立てる際に、温泉観光機能を切り離したもの。 H子山 子供の山と書いて子山という小さな山。あまり高くなく、丘と言った方が近いかもしれ ない。手軽なハイキングやウォーキングに便利。秋になると『緋山島』の名前通り見事 な紅葉を見せる。 I親山 こちらは親の山。そこそこ高い山であることから、この名前がついた。森が険しく、山 菜取り等に訪れる人はいるが、観光目的での整備はされていない。もっとも、遠くから 紅葉を眺めに来る人は多い。 中腹部には、大型の発電施設がある。 J教会跡 外人達が立てたキリスト教会(カトリック)。主に移住者達が祈るために立てられた場 所なので、現在はあまり使われていない。一応手入れはされている。 K酒蔵 地酒の醸造所+販売所。村の酒飲み達の聖地 L観光街 水産博物館を中心に、数軒の土産物屋が軒を連ねる。その中には島で唯一のゲームセン ターがあり、本土で型落ちになった筐体を積極的に集めている。最新ゲームはないが意 外と好評 M夕葉ホテル 島唯一の本格ホテル、他には小さな民宿があるくらい。一通りの設備は整っているが、 あまり特徴はない。 Nビーチ 島最大の海水浴場、シーズンには結構な人数が訪れる。海の家やシャワーなど、それな りの施設が整っており、毎日屋台もでているので結構なお祭り騒ぎになる。 ここを利用するのは島の外の人間が多く、島の人間は好き勝手なところで泳いでいるよ うである。 O山脇港 漁港と連絡船の受け入れ口。周辺には漁協と真珠の養殖場もある。真珠直売店や、海鮮 飯屋などもあり、意外に遊べる。 だが連絡船は一日に1往復しかしない。 P繁華街 小さな町の商店街レベル。だが一通りのモノは揃い、島唯一の24時間コンビニがある。 Q中央集落 島で一番の人口を要する大集落。 R緋山神社 千年近い歴史を持つお社。代々大綿津見神を祭り、漁場の繁栄を祈願していた。小さな 神社だったが、最近観光目的もあり整備される。人は増えたが、今までの方がよかった んじゃ……と言う意見は根強い。宮司一家が常駐している。 S美咲学園分校 小中高と一貫した私立高校。島には他に学校はなく、唯一の教育施設である。私立だが 島の人間は補助金がでるため、公立とさほど変わらない額で通える。 本土の大きな学校法人の分校であり、『勉学・スポーツに勤しむため』と言う名目で設 立された。おかげで授業のレベルは高いが、生徒達には『島送り』と言われて恐れられ ている。 ちなみに島生徒の授業は普通で、両者の間にはややしこりがあるらしい。 設立はここ三年ほどの若い学園 T合宿所 学園の成立とほぼ同時期に作られた。というよりは島側がここを整備するという条件で、 誘致したという形容詞が正しい。合宿所の一部は事実上の寮となっている。サッカー、 野球、テニス、バスケなど様々なスポーツができる場所。時間を決めて一般開放もされ ている。 U旧校舎 凄まじく古い木造の校舎。明治の終わり頃のものをずっと使っていたらしい。現在は集 会所として使われている。 V東岩集落 漁民達の集落 W城島テクノ研究所 総合科学企業として有名な、城島テクノワークスが立てた研究所。かなり大きな建物で、 主に水産関係の事を研究しているらしい。一般人立入禁止 研究員は集落にでてくることも多いが、基本は中で生活している。